新学術”宇宙の歴史をひもとく地下素粒子原子核研究” 研究会内B02班(方向感度を持つ暗黒物質探索の基礎研究)主催の若手研究会を、以下の通り開催致します。
この研究会は、今回で5回目となる若手研究者(学生主体)の交流の場です。
B02班内に限らず、多くの方との議論・交流を行いたいと考えています。興味をお持ちの方は奮ってご参加下さい。聴講のみの参加も歓迎します。
参加登録はこちら。
◆開催日時
2016年3月15日 13:30 ~ 2016年3月16日 15:00
◆場所
徳島大学 常三島キャンパス
総合科学部1号館306講義室(アクセス:徳島大学のHPに移動します)
◆趣旨
新学術”宇宙の歴史をひもとく地下素粒子原子核研究”研究会内B02班(方向感度を持つ検出器による暗黒物質探索)を中心とする、学生同士の交流、各々の研究分野に収まらない広い知見の獲得、互いの研究への理解を目的とした、学生主催の研究会です。
今回の研究会では、前回に引き続いた中性子測定の現状報告とそれに関する議論、また「Anomalyの物理」をテーマに議論を行います。
(参考)過去の研究会へのリンク
:第1回研究会
:第2回研究会
:第3回研究会
:第4回研究会
◆参加登録
こちらのフォームからお願い致します。登録締め切りは3/4(金)です。登録を締めきりました。
◆Program
● 3月15日
13:30 – 14:00 Registration
—–Session 1:中性子(14:00 – 18:00)—–
14:00 – 14:15 「挨拶・はじめに」(座長 : 桂川)
14:15 – 14:50 「3He比例計数管を用いた中性子測定」(神戸大学M1 帝釋稜介)
14:50 – 15:25 「NaIシンチレータを用いた環境中性子起因高エネルギーγ線フラックスの測定」(大阪大学M1 四ツ永直輝)
15:25 – 16:00 「地下中性子測定」(大阪大学准教授 吉田斉)
16:00 – 16:30 coffee break
16:30 – 17:15 「液体シンチレータを用いた環境高速中性子エネルギースペクトルの算出」(早稲田大学B4 菊地崇矩)
17:15 – 18:00 「原子核乾板による方向感度を持つ環境中性子測定実験の報告」(名古屋大学D3 浅田貴志)
19:00 ~ 懇親会(徳島駅周辺を予定)
● 3月16日
—–Session 2:Anomalyのある物理(10:00 – 14:00)—–
10:00 – 10:45 「修論」(神戸大M2 橋本隆)
10:45 – 11:20 「DETECTION OF AN UNIDENTIFIED EMISSION LINE IN THE STACKED X-RAY SPECTRUM OF GALAXY CLUSTERS」(神戸大M1 池田智法)
—参考文献:The Astrophysical Journal, Volume 789, Issue 1, article id. 13, 23 pp
11:20 – 13:00 Lunch
13:00 – 13:35 「Evidence for neutrino oscillations from the observation of ν¯e appearance in a ν¯μ beam」(早稲田大D1 鷲見貴生)
—参考文献 : Phys. Rev. D 64, 112007
13:35 – 14:10 「The Characterization of the Gamma-Ray Signal from the Central Milky Way: A Compelling Case for Annihilating Dark Matter」(名古屋大D3 桂川貴義、B4 市来浩勝)
—参考文献 : arXiv:1402.6703v2
15:00 Closing
◆報告書
無事終了致しました。報告書はこちらからご覧頂けます。
◆世話人・連絡先
早稲田大学 木村眞人(masato[at]kylab.sci.waseda.ac.jp)
名古屋大学 桂川貴義
神戸大学 帝釋稜介